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2021.04.30

ウイングトラベル

★オリエンタルランド、最終赤字541億円

 売上高は63.3%減、臨時休園で特損129億円

 オリエンタルランドの2021年3月期の通期連結決算は、541億9000万円の最終赤字となった。売上高は前年比63.3%減の1705億8100万円と6割以上の減収となり、営業損失459億8900万円、経常損失492億500万円の赤字に転落した。前期は営業損益ベースで968億6200万円の黒字を計上していた。
 新型コロナウイルスの影響で東京ディズニーランド・東京ディズニーリゾートは2020年2月29日〜6月30日まで臨時休園した。これに伴い、特別損失に臨時休園による損失129億6500万円を計上した。営業再開後も入園者数を制限したため、テーマパークの入園者数は前期比73.9%減の756万人と7割以上減少した。ゲスト一人当たりの売上高は17.5%増の1万3642円と上昇したものの、入園者数の減少分は補えなかった。