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2021.04.13

ウイングトラベル

★全国知事会、観光産業に早急に手厚い経営支援を

 既に大きな損失、GWにまん延防止適用で打撃

 全国知事会は4月12日、「第4波の到来を受けた今後の新型コロナウイルス感染症対策についての緊急提言」をとりまとめた。このなかで、観光産業について、「既に大きな損失を被っている上に、ゴールデンウィーク期間中にまん延防止等重点措置が適用されることにより非常に大きな打撃を受ける」として、「事業規模に応じた手厚い経営支援を早急に行うこと」を求めた。
 緊急提言のなかで全国知事会は、「緊急事態宣言に伴うGo Toトラベル事業等の全国での一時停止やまん延防止等重点措置の発動により、裾野の広い観光産業をはじめ地域経済に大きな影響が及んでいる」として、引き続き経済情勢を踏まえて機動的に雇用創出や消費喚起対策や総需要対策を行うよう求めた。

 

 旅行前PCR検査の徹底・強化へ体制構築を
 雇用情勢深刻化、雇調金の特例等の拡充延長を

 先般創設された「地域観光事業支援」については、近隣圏域での旅行も含めて柔軟かつ弾力的な運用とし、6月以降の継続等についての方針を明確化するよう求めた。

 

※写真=4月12日に開かれた全国知事会の「新型コロナウイルス緊急対策本部」の様子(全国知事会ホームページより)