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2021.03.05

WING

米空軍、B-21用の試作仮設シェルターを試験

多様な環境下でのデータ収集し、設計に活用

 米空軍地球規模攻撃軍団(AFGSC)は3月3日(米サウスダコタ州現地時間)、新型ステルス爆撃機B-21用の仮設シェルターのプロトタイプをエルスワース空軍基地に設置し、試験を行っていると発表した。
 この仮設シェルターは、B-21を運用する3つの主要運用基地(MOB)やデポ、前方施設においても使用でき、航空機を紫外線や降雪などの過酷な環境から守ることが出来るもので、主要運用基地に設置する恒久的格納庫を補完するものとなっている。
 AFGSCとB-21プログラムオフィスでは、最も効果的かつ手頃な設計を決めるべく、・・・

 

※写真=米空軍はB-21爆撃機の主要運用基地候補であるエルスワース空軍に、基地前方施設でも使用可能な仮設シェルターの試作機を設置し、設計用データを収集している(提供:AFGSC)

※写真=設営中の仮設シェルター(提供:AFGSC)