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2021.03.04

WING

航空貨物需要、コロナ禍前を上回る水準に回復

需要回復も依然として供給不足問題続く

 国際航空運送協会(IATA)は今年1月の世界の航空貨物市場のデータをまとめた。それによると、航空貨物需要を表すCTKが、新型コロナ危機発生後初めてコロナ禍以前の水準(2019年1月)に回復したことを明らかにした。CTKは2019年1月と比較して1.1%上回っており、昨年12月と比べても3%増を記録した。なお、貨物スペースの供給量をあわらすACTKは2019年1月と比べて19.5%減に。積載率を示すCLFは12ポイント上昇した58.9%だった。
 IATAは世界の航空貨物の荷動きは引き続き良好な状況が続いていると分析。新型コロナウイルスの変異株が出現したことで、各国政府が出入国規制を強めたことで・・・・。