記事検索はこちらで→
2021.01.22

WING

日米、沖縄で共同着上陸訓練実施へ

水機団などと第31MEUなどが参加

 防衛省・自衛隊は1月21日、沖縄において日米共同の着上陸訓練を1月28日から2月6日までの間、実施すると発表した。訓練では沖縄県所在の米軍訓練施設であるブルービーチと中部訓練場など、沖縄本島とその周辺海空域を使用することになっており、昨年に続き2回目となる。なお、日米共同訓練の枠組みにおいては、米海兵隊のMV-22オスプレイや、F-35B戦闘機は参加しない。
 これは陸上自衛隊と米海兵隊の共同訓練で、海上自衛隊と米海軍が支援するもの。偵察ボートによる着上陸訓練やヘリボン訓練、陸自の水陸両用車AAVによる海上機動、陸自CH-47ヘリコプターによる海自艦艇および米艦艇に対する発着艦を行うことになっている。
 参加するのは、陸自からは水陸機動団、第1ヘリコプター団、西方航空隊の人員約230名、米海兵隊からは第31海兵機動展開隊(31st MEU)が参加し、これを支援する艦艇として海上自衛隊からは輸送艦「おおすみ」が、米海軍からは第11水陸両用戦隊の強襲揚陸艦「アメリカ」、ドック型輸送揚陸艦「ニューオリンズ」、「アシュランド」が参加する。・・・

 

※写真=偵察ボートによる着上陸の様子(提供:水陸機動団)