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2021.01.22

ウイングトラベル

★20年の早期希望退職、リーマンに次ぐ高水準

 TSR調べ、93社が募集、判明分だけで1.8万人

 東京商工リサーチ(TSR)の調査によると、2020年に早期・希望退職の募集を開示した上場企業は93社に上り、募集社数はリーマンショック直後の2009年(191社)に次ぐ高水準となった。前年の35社から2.6倍増に急増した。
 募集人数は判明した80社で1万8635人となり、2012年の1万7705人を超えて募集社数と同様に2009年に次ぐ高水準となった。募集を開示した企業のうち過半数を占める51社が直近の決算で赤字となっており、新型コロナウイルスにより業績が悪化した上場企業が赤字リストラに着手している実態が浮き彫りとなった。

 

※写真=主な上場企業の希望・早期退職者募集状況(TSRまとめ)