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2020.11.27

WING

Synspective、初の衛星を12月に打ち上げ

来年に実証2号も、衛星群事業本格化へ

 宇宙ベンチャーのSynspective(シンスペクティブ)は、同社初の実証衛星「Strix-α」(ストリクス・アルファ)を来たる12月12日から2週間以内に打ち上げることを発表した。打ち上げはRocket Lab社の「Electron」で、ニュージーランドのマヒア半島にある発射場から打ち上げ、高度500キロメートルの太陽同期軌道に衛星を投入する。なお、詳細な打ち上げ日時は日が近くなった段階で確定する予定だという。
 「Strix-α」は、小型SAR衛星。「Strix」は従来の大型SAR衛星の約10分の1となる100キログラム級。SARアンテナの長さは5メートルで、打ち上げ時は折りたたんだ状態で打ち上げ、軌道上で展開する。地上分解能は1~3メートルで、観測幅は10~30キロメートル、単偏波(VV)データを取得する。観測モードはストリップマップモードとスライディングスポットライトモードの2種類ある。・・・

 

※画像=初の実証衛星「Strix-α」を12月中旬以降に打ち上げることが決まった(提供:Synspective)