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2020.11.25

ウイングトラベル

★フランス政府、28日から3段階で外出制限緩和

 感染者1日5000人なら12月15日から第2段階

 フランスのマクロン大統領は11月24日にテレビ演説し、第2波のピークは過ぎたとして、28日から3段階に分けて、新型コロナウイルスの感染防止緩和措置を実施すると発表した。目標は第2段階の1日当たり感染者5000人、蘇生病床の患者2500人から3000人で、これが達成すれば、12月15日から外出制限を大幅に解除する。11月26日にカステックス首相が会見し、新たな措置の追加説明を行う予定。
 フランスは外出制限措置を導入してから約1か月が経過、当初1日当たり6万人の陽性者が出ていたが、先週は平均1日当たり2万人まで減少した。11月16には入院患者数3万3500人、蘇生病床4900人が、24日に入院患者数3万600人、蘇生病床4300人に減少した。
 このため、外出緩和措置の第1段階を11月28日朝から導入する。散歩、運動などの目的の外出は、自宅から20キロ圏内で3時間まで認められる。また、屋外での課外活動、宗教施設で30人までの礼拝、厳格な衛生措置を条件に商店の営業、訪問サービスの再開、書店、レコード店、図書館等、商店は21時に閉店することを条件に営業などがそれぞれ認められる。