ANA、横須賀市でユニバーサルMaaS実証実験

　全日空（ANA）は11月24日、横須賀市においてユニバーサルMaaSの実証実験を実施することを発表した。ユニバーサルMaaSの利用者向けアプリとして開発した「ユニバーサルおでかけアプリ」の更なる改善を目的に、ユーザーに実際に利用してもらうかたちで実証する。この実験は12月1日から来年2月28日の間で実施する。京浜急行電鉄、横須賀市、横浜国立大学らと共同で行う計画だ。
　ユニバーサルMaaSは、障がい者、高齢者、訪日外国人など、何らかの理由で移動にためらいがある人がストレスなく移動することができるサービスのこと。公共交通機関の運賃、運航・運行状況、バリアフリーの乗り継ぎルート案内などといった情報を提供するほか、利用者のリアルタイム位置情報や必要な介助情報を交通事業者、自治体、大学が連携して共有することで、シームレスな移動を実現することを目指す。・・・