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2020.09.24

WING

アリアンスペース、経営再建中のOneWeb衛星打上げ再開

12月に36機衛星打上げ、22年末までに地球全体カバー

 アリアンスペースが経営再建中のOneWeb社の低軌道コンステレーション衛星の打上げを再開する。OneWeb社は今年3月末、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあってか資金調達に失敗し、連邦破産法第11条に基づく会社更生法の適用を申請。今年7月になって英国政府やインドのBharti Globalらが主導するコンソーシアムが買収することを表明し、経営再建の途上にある。
 今回OneWeb社の衛星の打上げを再開するアリアンスペースによれば、2020年下期から2022年までに、ソユーズを用いて計16回のOneWeb衛星の打上げを行う計画だ。次回の打上げは今年12月に予定されており、ソユーズに計36機もの衛星を搭載して、ボストチヌイ宇宙基地から打ち上げる予定だ。
 ちなみにOneWeb社の衛星の打上げは12月に打上げ射場となるボストチヌイ宇宙基地のほか、・・・

 

※写真=アリアンスペースがOneWeb社の衛星打上げを再開(提供:OneWeb、アリアンスペース)