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2020.09.08

WING

ZIPAIR、成田-ソウル線も貨物専用便で運航

バンコク線に続き貨物便でスタート

 中長距離LCCとして旅客便の運航開始を目指すZIPAIR Tokyo(ZIPAIR)は9月7日、来る9月12日から成田-ソウル線の貨物専用便としての運航を開始することを発表した。この路線の貨物事業についても、親会社の日本航空(JAL)とのコードシェア提携を展開する。
 ZIPAIRは当初、今年5月14日に成田-バンコク(スワンナプーム)線を、7月1日には成田-仁川線を旅客便として運航することを計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で叶わず。結果、去る6月3日から成田-バンコク線で貨物専用便として運航を開始している。今回の決定でバンコク線に続き、仁川線でも貨物便での運航開始ということになってしまったかたちだが、厳しい出入国規制や検疫など、先行きに不透明感が漂うなか、まずは貨物専用便として運航することで、一定の収益を上げることとともに、日本-韓国間で不足している貨物輸送スペースの供給量向上に貢献することを目指す。

 

※写真=ZIPAIRは成田-ソウル線も貨物専用便として運航を開始する