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2020.07.08

WING

JAL5月、国際線利用率18%、厳しい需要続く

国内線も移動自粛で需要減、利用率22.5%に

 日本航空(JAL)発表のグループ5月運航状況によると、国際線(JAL/JTA)の利用率は18%となった。旅客数は前年同月比99%減の8295人で、需要を示すRPKが98.9%減の4479万5千人キロ、供給を示すASKが94.7%減の2億4839万8千座席キロ。新型コロナウイルス感染症による渡航規制の影響で、需要が激しく減少した。旅客はおよそ100分の1まで低下して、4月以上に厳しい状況となった。6月にも低迷する需要が続く見込み。
 国際線のほとんどが運休・減便となっため、各方面で運航できない状況。特にオセアニア線、ハワイ・グアム線、韓国線は全便運休で、旅客数が0人だった。その中でも、日本への帰国需要などに応じるため、いくつかの便が運航した。米大陸線の旅客数は99.1%減の1252人、欧州線は98%減の1327人、東南アジア線が98.3%減の4904人、中国線が99.4%減の812人となった。