記事検索はこちらで→
2020.06.04

ウイングトラベル

★世界の感染者643万人、再び10万人超える

 南アジアが過去最多、中東・中南米も加速

 ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSE)の集計によると、6月4日午前10時半現在の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界188カ国・地域で642万9453人、死亡者数38万5873人、回復者数280万4649人に達した。6月2日の感染者数は11万3300人と再び10万人台に上昇した。
 米国の感染者数は185万1530人で、2日は前日と同じ2万800人と2万人台で推移した。ブラジルは累計58万4016人、2日は2万8900人と米国を上回る過去2番めの感染者数を記録した。ロシアは累計43万1715人、2日は8900人で横ばいで推移している。
 増加傾向にある各国では、南アジアの拡大が止まらない。インドは2日に過去最多の8800人となり、累計21万6824人に達した。2日はパキスタン3900人、バングラデシュ2900人といずれも過去最多を記録した。
 第2波が押し寄せるイランは6月2日に3100人を記録、第1波のピーク3月30日の3200人に次ぐ感染者数で、第2波のピークが第1波を超える可能性が出てきた。中東では2日の感染者数はサウジアラビアが1900人、カタールが1800人。
 中南米では2日にメキシコが過去最多の3900人、ペルー5600人、チリ3500人と高止まり。中南米で比較的少なかったアルゼンチンも2日は904人と1000人に迫る過去最多の感染者数を記録した。
 アフリカでは、2日の感染者数は南アフリカが1500人、エジプトが1200人と1000人以上を記録している。

 

※世界の新型コロナウイルス感染状況URL/ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSE)集計