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2018.06.22

ウイングトラベル

菅官房長官、訪日は団体旅行から個人旅行へ

25年ぶりに地方地価上昇、魅力あるツアー期待

 菅義偉内閣官房長官は、「安倍政権発足して5年6カ月、総理が最初の施政方針演説の中で、日本を世界の人々を引きつける観光立国をめざすと宣言した。当時と比較して非常にうれしいのは、団体旅行から個人旅行に変わったことだ。さらには、都会・ゴールデンルートから全国の地方に足を運ぶようになった結果、25年間下落を続けていた地方の地価が26年ぶりに上昇した」と述べ、訪日インバウンドの拡大が地価の上昇を導いたことを指摘した。
 JATA会員各社に対して、「日本は観光世界1位のフランスと比較しても、遜色ない観光資源が豊富にあると言われている。日本の旅行会社の特色を生かして、外国人に魅力あるツアーを組み発信してほしい。政権として2020年4000万人、2030年6000万人の目標を実現できるような環境整備をしっかりと行うことをお誓いする」と述べた。

 

※写真=談笑する菅義偉内閣官房長官(左)と田川博己JATA会長