日立ソリューションズ、給油作業効率化支援システムを開発

人的ミス防止やワークロード軽減、給油実績データ集計なども

　日立ソリューションズが、航空機給油作業の効率化を支援するシステムの販売を開始する。このシステムはタブレット端末を活用するもので、作業員の人的ミス防止とワークロードの軽減を図ることができるほか、電子サインへの対応や、給油実績データの集計など、さらなる利便性向上を実現することができるとしている。パッケージ標準価格は1ライセンスあたり45万円。マスタ機能、スレーブ機能のいずれかを利用することができ、両機能を利用する場合は、別途ライセンスの購入が必要となる。
　同社によると、開発したシステムでは、タブレット端末に取込んだフライトスケジュールをもとにした、効率的な給油作業を支援するというもの。タブレット端末は給油車両のデジタルメーターとBluetooth経由で接続し、リアルタイムに給油メーターからデータを取得する。給油終了後には、レシートの自動作成を行うほか、署名に電子サインを適用するほか、給油実績データを他システムに転送することも可能とのことだ。

※画像＝日立ソリューションズが給油作業の効率化を支援する新システムを開発した。人的ミス防止などに貢献する（提供：日立ソリューションズ）