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2018.06.19

ウイングトラベル

インドネシア・ビンタン島、日本人5万人誘致へ

旅行会社向けセミナーで最新事情をPR

 インドネシアのビンタン島の観光業界関係者がこのほど来日し、東京と大阪で旅行会社向けの「ビンタンセミナー」を開催した。当日はビンタン島内のリゾートの最新情報などを紹介したのを始め、ワークショップが行われた。また、今回のイベントを主催したビンタンリゾートのジャン・ムー マーケティングディレクターは本紙などとのインタビューに応じ「日本市場を見据えたプロモーションの強化や修学旅行を始めとした学生旅行の誘致促進を積極的に進めていき、近い将来に年間5万人の日本人観光客誘致を狙っていく」考えを明らかにした。
 今回のセミナーは大規模開発を行い、大きく変貌したビンタン島の最新状況を日本の旅行業界関係者に広く知ってもらうことを目的にビンタンリゾートが主催して開催した。ビンタン島単独で、日本でセミナーを実施するのは今回が初めてとなった。
 ビンタン島はインドネシアの領土であるが、シンガポールから高速船で40分程度のロケーションにあるため、インドネシアだけでなく、シンガポールの旅行商品と組み合わせた企画造成が可能であるのが特徴となっている。
 セミナーでは冒頭にビンタンリゾートのジャンディレクターからビンタン島の基本情報について紹介が行われたのち、島内各地に点在するリゾート型の宿泊施設やホテル、ツアーオペレーター、ゴルフ場の関係者などが壇上に立ち。プレゼンテーションが行われた。このほか、ビンタンリゾートがある北部エリアに空港の開設に向けた工事が進められており、
 プレゼンテーション終了後に取材に応じたジャンディレクターは、今回のセミナー実施の狙いについて「ビンタン島はこのほど大規模な開発が行われ、以前とは大きく変貌した。日本のマーケットにも最新のビンタン島を知ってもらいたくて企画した」と説明した。

 

※写真=インタビューに応じたビンタンリゾートのジャン・ムー マーケティングディレクター(写真右)とビジットインドネシアツーリズムオフィスの成田忠彦日本地区事務所代表