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2020.02.28

ウイングトラベル

オマーンで日本人クルーズ旅行者が下船できず

日本出発フライ&クルーズに行動制限を適用

 オマーン日本大使館によると、2月26日、27日、ドバイからクルーズ船に乗船した日本人クルーズツアー参加者一行が、オマーンの港で下船が認めらず、船内で足留めされた。
 日本人クルーズツアー参加者一行は2月21日に日本を出発し、同22日にドバイからクルーズ船に乗船する予定だったが、オマーンのマトラ港およびハサブ港で下船が認めらず、船内で足留めされたという。
 同大使館がこの件について、オマーン保健省検疫官に照会したところ、2月22日付の保健省声明に基づく措置で、日本を含む諸国から出国して14日を経ていない場合、オマーン到着から14日間の検疫を実施。これは、入国拒否ではなく、クルーズ船乗客は、連絡も取れず、混雑した場所に行く可能性が高いことなどから、検疫上必要な措置として、船内に留まるよう依頼したとの説明があったという。
 今回、日本出発のドバイからのフライ&クルーズツアーで、日本人旅行者一行に対して、これが適用されたと見られる。
 同大使館では、オマーンの港に寄港するクルーズツアーの参加者は十分な注意が必要としている。