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2019.12.11

ウイングトラベル

JTB、山陰で訪日「観光型MaaS」実証事業

鳥取・島根で乗り放題の交通パス販売開始

 JTBが参画する山陰地域観光MaaS協議会は、観光型MaaSの実証事業を実施する鳥取県全域と島根県東部の路線バスや私鉄などが3日間乗り放題となる訪日外国人向け交通パス「TRANSPORT PASS」の販売を開始した。また、これを記念して香港便で米子鬼太郎空港に到着した訪日外国人に同パスをPRするセレモニーを実施した。
 同交通パスは、両県でそれぞれ発行されている交通パスを共通化、電子化し、外国人旅行者向けスマートフォン用アプリ「Visit SAN’INTOURIST PASS」の新たな機能として付加されたもの。
 同アプリでパスを購入すると、交通機関の降車時に車両内にあるQRコードを読み込むだけで路線バスや私鉄に乗車でき、観光施設の入場パスや飲食店等の割引特典、目的地までの経路検索機能と組み合わせることで、円滑に山陰の周遊観光できる。

 

「Visit SAN’INTOURIS TPASS」アプリ

 

※写真=米子鬼太郎空港で交通パスの説明を受ける香港からの訪日客