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2019.11.22

WING

ISICが発足、日本と海外防衛産業の橋渡し役に

進まぬ防衛装備品輸出、海外進出の教育も

 防衛産業の発展に向けた一般社団法人国際安全保障産業協会(ISIC)が発足した。この団体の名誉会長には、元防衛省事務次官の西正典氏が就任。日本企業と海外の防衛産業の情報交換を主たる目的としており、両者間の橋渡しとなることで、防衛産業の発展に寄与することが狙いだ。なお、去る11月20日には発足を記念したレセプションが都内で催された。
 国際安全保障産業協会は今年5月に設立済み。レイセオン、ロッキード・マーティン、コリンズエアロスペース、ゼネラル・アトミクスらがスポンサーとなって設立されたため、現在は米国色が強いものとなっているが、「米国に限らず、欧州、イスラエルなどの中東諸国など、幅広い参加を歓迎する」(ISIC代表:ステファン・A・タウン氏)と話すように、幅広く情報交換をすることができるようにすることで、日本の防衛産業の発展を支援する。
 ISICでは、日本の防衛産業基盤は低迷する一方で、防衛装備移転三原則が5年前に策定されたことによって、日本企業による防衛装備品の輸出が可能になったことにも関わらず、肝心の輸出はほとんど進展がみられない。そうした現状を踏まえて国際安全保障産業協会は、日本企業が潜在的なパートナーに出会い、海外の企業とスムーズに交流する場を設ける。さらに海外進出のためのグローバルな防衛事業に関する教育訓練を提供する予定だ。
 国際安全保障産業協会によると、・・・

 

※写真=一般社団法人国際安全保障産業協会のレセプション。写真は同団体の名誉会長に就任した元防衛事務次官の西正典氏