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2018.06.01

ウイングトラベル

ベトジェットエア、関西-ハノイ線11月から就航

羽田線の就航も検討、若年層中心に需要を取り込み

 ベトジェットエア(VJC)は5月31日に都内で記者会見を行い、11月8日から関西-ハノイ線を就航すると発表した。航空券は6月8日から発売する。機材はエアバス320型機を使用し、デイリーで運航する。同社はFSCとLCCの中間にあたる「ニューエイジ航空会社」と位置づけ独自のサービスをアピール。若年層を中心に幅広い需要層の獲得を目指す。日本路線については今回の関西線に引き続き羽田空港への就航を検討するなど今後ネットワーク強化を進めていく方針だ。
 ベトジェットエアは現在ベトナム国内17都市・38路線、海外は韓国、中国、東南アジア各国に44路線の計82路線を就航している。機材はエアバス320型機、321型機合わせて60機所有している。今回の関西-ハノイ線は国際線45路線目となる。
 今回の日本路線就航決定について会見を行った同社のグエン・テイ・トゥイ・ビン副社長は「今回の就航を発表することができて非常にうれしく思う。日本とベトナムの交流をより一層加速させていくために努力をしていきたい」と語った。同社は当初6月の就航を計画していたが、安全対策やサービス向上に万全を期すため、11月に後ろ倒しすることにしたという。

 

※写真=関西-ハノイ線の就航を発表するベトジェットエアのグエン・テイ・トゥイ・ビン副社長(写真中央)