HTJ、「責任ある観光」を日本市場でアピール

ツーリズムEXPOで、学習コンテンツを用意

　ハワイ州観光局（HTJ）は10月24日〜27日にインテックス大阪で開催されるツーリズムEXPOジャパン2019で「責任ある観光」をテーマとした展示を行う。ハワイ州ではSDGsに関して、自然資源の管理や環境教育など6つのセグメントで一定の目標を設定し取り組みを進めている。そうした中で観光分野でも「責任ある観光客」になるためのマナーを学習してもらう機会を用意。ツーリズムEXPOを通じて日本のマーケットでも活動内容を広くアピールしていく考えだ。
　EXPOのHTJパビリオンの目玉展示となるのが立命館宇治高校の学生が京都市の鴨川で清掃したゴミで制作したウミガメアートだ。ウミガメの観察は3メートル以上離れて行うことが推奨されていることから、同様の距離感を体感しながら見学できるよう工夫している。さらに海洋動物の保護をハワイで行っているNPO機関への寄付も来場者から募ることにしている。
　

※写真＝ツーリズムEXPOジャパンのハワイ州観光局パビリオンのイメージ