スカイドライブ、15億円の資金調達に成功

年内の有人飛行向け開発加速

　空飛ぶクルマを開発中のスカイドライブ(SkyDrive)は9月30日、シリーズラウンドAにおける第三者割当増資および助成金として、計15億円の資金を新たに調達することに成功したことを発表した。これにより累計の資金調達額は20億円となり、年内の有人飛行成功に向けた開発作業を急ぐ方針だ。
　スカイドライブによれば、同社に新たに出資したのは、伊藤忠ベンチャーズ、環境エネルギー投資、そしてSTRIVEの3社。これまで千葉耕太郎氏が率いるドローンファンドのほか、Zコーポレーションが出資していたが、新たな資金調達に成功したかたちだ。
　なお、スカイドライブは今回の資金調達に伴い、社外取締役としてSTRIVEの堤達夫氏を迎えることも明らかにした。

※写真=スカイドライブが15億円の追加資金調達に成功(提供:SkyDrive)