記事検索はこちらで→
2019.09.19

WING

経産省、日本企業と仏大手企業の結び付き強化へ

9月末に名古屋でエアバスとサフランのワークショップ

 

 経済産業省は日本産業界と、エアバスおよびサフランといった仏大手航空機産業メーカーとの結び付きを強化する。来る9月25日と26日の二日間の日程で、名古屋においてエアバス、サフランとのワークショップをそれぞれ開催する計画だ。ちなみに「日エアバス」ワークショップは毎年開催されており今年で4回目。昨年はエアバスの本拠地トゥールーズで開催した。一方、「日サフランワークショップ」の開催は今回が初めて。いずれも名古屋で開催するエアロマート名古屋にあわせて、名古屋商工会議所で開催する。
 経済産業省によれば、「日エアバスワークショップ」、「日サフランワークショップ」共に日本企業がそれぞれ約50社ずつが参加する見込みとのこと。参加企業は大手メーカーはもちろん、中小企業も虎視眈々とグローバルサプライチェーンの仲間入りを狙う。とくにサフランとの協業については、サフランとの直接取引に成功しているAeroEdge(エアロエッジ:栃木県足利市)のような先例もあることから中小企業の期待も高いようだ。

 

※写真=サフランとのワークショップは今回が初めて。日本にとって装備品産業の成長は喫緊の課題だ(提供:サフラン)