記事検索はこちらで→
2019.09.19

WING

ロッキード、ミサイル防衛の多次元情報共有実験に成功

F-35の探知データをU-2経由で地上指揮官に伝送

 

 ロッキード・マーティンは9月16日(米カリフォルニア時間)、ミサイル防衛庁(MDA)、米空軍と共同して、F-35戦闘機、U-2航空機(今回は通信中継機として使用)、マルチドメインの地上局を接続した画期的なマルチドメイン運用と、秘密情報の多数プラットフォーム間での安全な配布を実証したことを明らかにした。
 「プロジェクト・ライオット」(Project Riot)と名付けられた実証試験中に、F-35は搭載センサで長距離からミサイル発射を探知し、U-2を経由して地上の防空司令官とこの情報を共有し、司令官が脅威を標的とする決定を迅速に行えるようにした。この次世代のレベルの接続性により、今日の敵対的で先進的な脅威との戦闘で死活的になっている情報から決心までの時間的経過を、分単位から秒単位に短縮した。

 

※画像=今回の実証のイメージ図。2機のF-35(手前と中央)が弾道ミサイルを探知し、U-2(左上)を通じて情報を地上ステーションに伝送した。F-35は僚機間の情報共有、別の地上ステーションとの直接送信も行っている(提供:ロッキード・マーティン)