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2019.09.17

ウイングトラベル

ベトナム観光誘致セミナーを都内で開催

観光総局副長官「双方向交流150万人目指す」

 ベトナム文化スポーツ観光省・観光総局はこのほど、ベトナムへの観光客誘致と日本へのインバウンドの需要促進を目的に「ベトナム観光セミナー」を開催した。
 セミナー冒頭のあいさつで、ベトナム観光総局のゴー・ホアイ・チュン副長官は「ベトナムには2018年に全世界から1550万人の旅行者が訪れており、そのうち日本人は82万6000人を記録し、前年比3.6%増加している」ことを説明した。また今年は「1-8月の時点で前年同期比13.7%増の62万1000人が日本からベトナムを訪れており好調に推移している」点をアピールした。一方ベトナムからの訪日旅行者に関しては、1-8月で38万9千人を突破しており、こちらも前年同期比26%増と大きな成長を示していることを説明し、「ベトナムでは、「#MyVietnam」をテーマに文化・観光など多方面に渡りプロモーション活動を実施している。今年は、双方向で150万人という数字を突破することを目指していきたい」と意欲を見せた。
 また、ヴゥー・ホン・ナム氏在日ベトナム大使は「ベトナムには親日派が多く、日本からの旅行客を大変歓迎している。今後も法的な整備や覚書の締結などを進めることで、双方向の観光需要を促進していきたい」と述べた。
 さらに、日本旅行業協会を代表して、JATAアウトバウンド促進協議会から小貫誠氏が壇上にあがり、「アウトバウンドは2020年に2000万人、インバウンドは2020年に4000万人を目指すなかで、現在、航空会社の座席供給数も伸びている。そのためアウトバンドに関してもバランス良く数字を伸ばして行きたいと考えている。今日のセミナーを通して、情報を収集をしてもらい、ベトナムの商品造成や販売に活かしてほしい」とあいさつした。
 

 

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※写真=ベトナム観光セミナーであいさつするベトナム観光総局のゴー・ホアイ・チュン副長官