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2019.09.17

ウイングトラベル

ジャパン・ツーリズム・アワード各賞が決定

国交大臣賞は百戦錬磨の農泊取り組みが受賞
 
 日本観光振興協会(日観振)、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は「第5回ジャパン・ツーリズム・アワード」の審査結果を発表した。今年から設定した国土交通大臣賞には百戦錬磨の「農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス」が受賞した。また、観光庁長官賞には佐賀嬉野バリアフリーセンター、田辺市熊野ツーリズムビューロー、パラオ政府観光局の3団体が受賞した。
 このほか、海外からの応募取り組みを対象としたエクセレントパートナー賞にはフィリピン観光省の取り組みが、学生が選定した「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」にはエイチ・アイ・エス(HIS)の取り組みがそれぞれ選ばれた。
 今回は国内・訪日領域から174件、海外領域から35件の計209件の応募があった。受賞取り組みには、これまでのエコツーリズムやユニバーサルツーリズムなど社会性の高い取り組みに加え、インフラツーリズム、ナイトエンターテインメントや多言語対応のデジタル活用の取り組みが目立つ結果となった。

 

 観光庁長官賞、パラオ政観など3団体が受賞
 学生が選ぶアワードはHISの取り組みを選出

 観光庁長官賞に選ばれた佐賀嬉野バリアフリーセンターの「嬉野温泉のバリアフリー化は第5段階へ〜民間救急との連携」は医療機関と協力して障害者、高齢者など一人では入浴困難な人々のサポートをして安心・安全に温浴を健常者同様に楽しむことから、極めて社会性の高い取り組みと評価した。
 田辺市熊野ツーリズムビューローの「聖地・熊野における地域ぐるみの新しい観光モデルへの挑戦」は世界遺産の熊野古道を地元住民・企業との連携と理解のもと保存と継承を進め、多くの来訪者を受け入れる実績を持つ持続的かつ社会性の高い取り組みとして評価した。
 パラオ政府観光局の「世界発の環境保護誓約『Palau Pledge』の創造」は国外からの来訪者に自然保護を誓約させることは画期的であり、かつ観光地として持続的発展につながる社会性と発展性の高い取り組みとして評価した。

 

※百戦錬磨ウェブサイトから