2019.08.09

ウイングトラベル

上期旅行黒字、過去最大1.3兆円も急減速

 前年5割増から3%増へ、伸び幅9割減額に

 財務省が発表した国際収支状況によると、2019年上半期(1-6月)の旅行収支は1兆3199億円と過去最大の黒字幅を記録したが、伸び率は18年上期の52.2%増から2.7%増に急減速し、金額も18年上期の4409億円増から350億円増に9割以上も減額した。
 6月単月の旅行収支は前年同月比5,9%増の2332億円の黒字幅で、2カ月連続の5%台の伸びにとどまった。
 上半期の旅行収支の黒字幅を見ると、1月は12.1%増と二桁台をキープしたが、2月は5.4%減と17年3月以来、約2年ぶりにダウンし、3月、4月は横ばい、5月、6月は5%台の伸びに若干回復した。
 日本政府観光局(JNTO)によると、今年上半期の訪日外国人旅行者数は前年同期比4.6%増の1663万600人、一方で、出国日本人数は8.6%増の954万2400人。訪日外国人旅行者数が減速傾向にある一方で、日本人海外旅行者数が増加していることが、旅行収支の黒字幅の伸び鈍化につながっている。

 

※旅行収支の月別推移