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2019.08.09

WING

アリアンスペース、今年3機目のアリアン5打上げ成功

インテルサット39とEDRS-Cを静止遷移軌道に投入

 アリアンスペースは8月6日午後4時30分(フランス領ギアナ現地時間、日本時間8月7日午前4時30分)、インテルサット39静止通信衛星およびEDRS-C静止光通信データ中継衛星の2機を搭載したアリアン5ロケットをギアナ宇宙センターより打上げ、33分後に2機の衛星の静止トランスファー軌道への投入に成功した。
 打上時ペイロード重量は衛星2機と複数衛星発射システムを合わせて10トン260キログラムであった。このVA249ミッションは、アリアンスペースにとって377機目と378機目の静止衛星軌道投入という。
 発射時にアリアン5の先端には、上段にインテルサット39、下段にEDRS-Cの複数衛星打上げシステムが搭載され、先にインテルサット39が分離され、4分後にEDRS-Cが分離され、軌道に投入された。上段衛星を支える複数衛星搭載システムは、両衛星分離の間に分離された。

 

※写真=アリアン5のVA249打上げ(提供:アリアンスペース)