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2019.07.16

WING

V-22暫定配備計画の木更津から相浦まで2時間

防衛省、あくまで暫定、要員の練度・体制維持

 

 防衛省は、V-22オスプレイの暫定配備候補地として示した木更津駐屯地について、V-22の飛行によって水陸機動団が常駐する長崎県・相浦駐屯地まで、おおむね2時間かかるとした上で、あくまで暫定的な措置としながら導入する全17機の配備が可能であること、既存配備の航空機運用への影響が最小限に留められるといった理由で、暫定配備の候補地に挙げたことを明らかにした。
 これは答弁書によって示された防衛省の考え。V-22の暫定配備を行う駐屯地または基地の条件については、17機を配置できる広い土地が確保できることや、従来の航空機運用への影響が最小限であること、さらには既存格納庫など施設の使用が可能で、運用基盤を整えやすいことなどを考慮して、木更津駐屯地を選んだという。

 

※写真=陸自のV-22(提供:防衛省)