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2019.06.26

WING

ロッキード、弾道ミサイル防衛体制を強化

C2BMCシステム近代化し遠隔センサを活用

 ロッキード・マーティンはパリエアショーで、同社のチームは米ミサイル防衛庁(MDA)の弾道ミサイル防衛システムを、進行中の指揮統制戦闘管理通信(C2BMC)システムの近代化により著しく強化すると発表した。C2BMC近代化の一部が遠隔交戦能力であり、イージスシステムがこのC2BMCシステムにより供給される遠隔センサの航跡データに基づいて、脅威と交戦することができる。2019会計年度から米欧州軍、中央軍に実戦配備されるC2BMCの遠隔交戦能力は、欧州段階適応アプローチ・フェーズIII(イージス艦と2ヵ所のイージス・アショアの実用化)マイルストーンを支援するもので、欧州米軍展開兵力とNATO同盟国を弾道ミサイル攻撃から防護するよう設計されている。
 戦闘コマンドへの展開に先立って、C2BMCの遠隔交戦能力は、2018年12月にMDAの実施した試験で成功裏に実証された。そこではイージス戦闘システムがC2BMCにより供給された遠隔センサデータを活用することで、イージス自らのレーダーにより標的を探知することなしに、計画し、発射し、ミサイルと交戦した。

 

欧州の米弾道ミサイル防衛体制が完成へ

 

※画像=C2BMCシステムのイメージ図。いろいろな情報を表示している(提供:ロッキード・マーティン)