2019.06.13

WING

ノースロップ・グラマン、OmegAロケット第1段燃焼試験に成功

米空軍向け新打上げロケットの2021年初打上げに目処

 

 ノースロップ・グラマンは先ごろ、米空軍向けに開発中のOmegA(オメガ)ロケットの第1段フルサイズ固体ロケットモータ地上燃焼試験を米ユタ州の実験施設で実施し、約122秒の燃焼試験に成功したことを明らかにした。同社ではこのマイルストーン達成により、オメガロケットは2021年に初号機打上げ、2022年より国家安全保障ペイロードの作戦的打上げ開始に向け計画は順調に推移していると述べている。
 米空軍の確実な宇宙へのアクセスを保証するものとして、同社ではオメガロケットの開発に注力し、2019年春に第1段の燃焼試験をコミットしていたことを達成した。第1段の推力は200万ポンド、およそジャンボジェット8.5機分の推力に相当するという。燃焼試験では固体ロケットモータの弾道学的設計技術、熱防御、接合部、ノズル位置制御などの性能が確認された。オメガロケット第1段はこの固体ロケットをメインとし、ブースターロケットを付加して構成する。
 ノースロップ・グラマンは昨年10月に米空軍より7億9200万ドルの詳細設計の完了、オメガロケットおよび発射設備の実証契約を受注している。今回の第1段固体ロケットモータ1基の試験は、中間段階のバージョンのものであった。

 

※写真=オメガロケット第1段固体モータ地上燃焼試験の様子(提供:ノースロップ・グラマン)

 

※写真=地上燃焼試験準備作業の様子。白い固体ロケットが見える(提供:ノースロップ・グラマン)

 

※画像=OmegAロケットの飛行予想図(提供:ノースロップグラマン)