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2019.04.12

WING

ZIPAIR、機体外装と制服デザインを発表

初号機は今冬受領、座席数は約280席に

 国際線中長距離LCCの運航開始を目指すZIPAIRが4月11日、機体と制服のデザインを発表した。機体デザインは、垂直尾翼がコーポレートカラーでもあるグレーをベースに、シンボルマークでもある「Z_」を配した。さらに、胴体側面には細いグリーンのラインを入れることで、矢が飛ぶように目的地に向かって一直線に飛ぶ姿をイメージした。
 ZIPAIRの西田真吾社長によれば、「機体はこの冬に受領する」とのこと。「機体の至るところに日本らしい創意工夫と計算されつくした空間を配置して、これまでの常識に縛られることのない、新しい航空会社を作っていきたい」と話した。
 未だ客室内装はベールに包まれているが、座席数は「JALの787で最も少ない座席数は186席だが、そのおよそ1.5倍」(西田社長)の座席数になることを明かしている。
 座席数はおよそ1.5培の280席ほどの設定となるようだが、「だいぶ雰囲気は異なるものになるだろう」とJALの787型機とは大きく異なった客室空間を作り上げることを示唆。さらに提供するサービス内容に合わせてギャレーの配置などについても、これまでの常識にしばられないものとなる可能性を示唆している。

 

アイテムを自由に組み合わせできる制服に
シューズはスニーカー採用、動きやすさと疲労軽減

 

※写真=2020年の就航に向けて着々と準備を進めている西田社長

※写真=機体のデザイン。尾翼はコーポレートカラーのグレーに「Z_」のシンボルマーク

※写真=「着まわし」をコンセプトに様々なアイテムを業務内容や気分にあわせて組み合わせることができる

※写真=シューズにはスニーカーを採用するなど、今までにはないチャレンジも

※写真=ZIPAIRの世界観を盛り込んだ制服が決定した。今冬には初号機を受領する