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2018.04.27

ウイングトラベル

ジャパネット、クルーズ旅行商品の販売を強化

19年にチャータークルーズ6本、最大2万人集客へ

 ジャパネットホールディングスグループで旅行関連事業などを展開するジャパネットサービスイノベーションは2019年にMSCクルーズのクルーズ船をチャーターし、日本一周を行う旅行商品を造成し、5月下旬から発売を開始すると発表した。ジャパネットは、昨年も全船貸し切りクルーズ商品を販売したが、今年はさらに運航本数を増やし、9泊10日のクルーズを6本運航する。今回チャーターする客船は3247人の乗船が可能となっている。6回チャーターすることで、最大で約2万人の集客を狙う。
 今回の商品の販売に先駆けてジャパネットホールディングスの高田旭人社長兼CEOとMSCクルーズのジャンニ・オノラートCEOがチャーター契約に関する調印式を行った。
 ジャパネットはテレビショッピングなどを通じて、消費者の生活をより豊かにする魅力的なサービスの発掘・追求するという基本姿勢のもと、2016年からクルーズ旅行商品の取り扱いを展開した。昨年には初の試みとしてMSCクルーズの客船を1隻チャーターした商品を販売。今年秋に2回のチャーターを実施する予定となっている。
 今回販売するチャータークルーズも前回同様、
MSCクルーズの客船「MSCスプレンディダ」を使用する。旅程は9泊10日で、2019年5月6日〜15日、5月15日〜24日、5月24日〜6月2日、9月21日〜30日、9月30日〜10月9日、10月9日〜18日の6回実施する。
各行程とも、横浜港を出港後、函館、秋田、金沢、釜山(韓国)、佐世保、徳島に寄港し、横浜に戻る内容となっている。船内ではジャパネットのオリジナル企画を用意する。さらに今回は同社の本社がある佐世保に寄港することから「ジャパネットらしいおもてなしと地元長崎の魅力を伝えていきたい」とコメントしている。

 

※写真=チャータークルーズに関する調印を行うジャパネットホールディングスの高田旭人社長兼CEO(写真左)とMSCクルーズのジャンニ・オノラートCEO