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2019.03.25

ウイングトラベル

タイ国際航空、仙台−バンコク線週3便で就航へ

今冬スケジュールから、A330型機投入予定
 
 タイ国際航空(THA)のノン・カリンタ営業担当副社長は同社が運航再開に向けて意欲を見せていた仙台−バンコク線について「この冬スケジュールから週3便で運航する」方針を明らかにした。カリンタ副社長は4月から日本路線で導入する新たな機内食を紹介するため来日。路線増強や増便に加えて、機内食を始めとして日本市場向けのサービス内容を拡充していき「競争激化の日・タイ路線できめ細やかなサービスを提供し、プレミアムエアラインとして満足度を向上させていくことで存在感を発揮していく」考えを強調した。
 THAは現在、羽田、成田、関西、中部、福岡、新千歳の6空港からバンコクに向けて週80便運航している。カリンタ副社長は「日本−タイ間の渡航者は、日本からの訪問客が160万人まで増加するなど好調に推移している。一方でタイからの訪日客も5年前に比べて2倍増に相当する100万人を突破するなど好調に推移している。ただ、その一方で、両国間を結ぶ航空路線は年々増加しており、この競争をいかにして乗り越えいくかが課題だ」と述べる。

 

 ホテルオークラとコラボした本格和食を提供
 「プレミアムエアライン」として存在感発揮

 日本路線のネットワーク増強とあわせて同社が力を入れるのが、機内サービスの向上だ。この一環として4月1日から日本ーバンコク路線のロイヤルファーストクラス(ファーストクラス)とロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)に新たな機内食を投入する。新機内食は「World Elegance The Washoku」と題して、本格的な和食を提供することとした。

 

※写真=新機内食発表会で記念撮影を行う関係者。左から4人目がメニューを開発したホテルオークラの澤内恭上席執行役員 和食調理総料理長

 

※写真=4月1日から提供される和食機内食メニュー