ポルトガルがエンブラエルKC-390を採用

C-130後継として5機を2億2700万ユーロで購入

 

 ポルトガル政府は7月11日、エンブラエル製KC-390多用途輸送機を5機確定発注したことを明らかにした。ポルトガル国防省によると、老朽化したC-130輸送機の後継としてKC-390を5機とフライトシミュレーター、後方支援をあわせて2億2700万ユーロの支出を閣議決定したという。引渡しは2023年から開始の予定。
 ポルトガルでは国防軍の作戦任務のほかNATO等同盟関係による任務、各種民生協力任務の全てに対応可能だとして、導入を決めている。ホアンゴメス・クラビホ国防相は、「双発機でありながら、従来の4発機に匹敵する行動半径や、各種任務が可能な真のマルチミッション能力を備え、戦略的、戦術的な作戦が可能だ」と選定理由を説明している。

 <※写真=ブラジル空軍のKC-390マルチロール輸送機(提供:エンブラエル) /p>

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